押しの営業・引きの営業

今日は営業について。

私は入社してもうすぐで半年になるわけですが、

実際に営業をしていく中で営業スタイルは大きく分けて2種類あるなぁと思っています。

押しの営業と引きの営業です。

社会人になってからいろんな営業系の本を読んだのですが、

最近は「できる営業マンは喋らない」っていうのがトレンドなんでしょうか?

終始相手に喋らせ、考えさせろということがどの本にも書いてある印象です。

多くの人は押し売りされることを嫌っている風潮があるので、

その点から考えると確かに喋らない営業マンの方が好感を持たれるのかもしれないですね。

でも一旦冷静になって考えていただきたいのは、

「みんな本当にグイグイ来られるのが嫌いなの?」

ってことです。

本当に嫌いな方も当然いると思いますが、半分くらいは「そう言いたいだけ」ではないかなと私は感じます。

例えば、「俺グイグイくる女苦手なんよぉ」みたいなこと言っている男性。

実際にグイグイ来られたら3秒で気が変わって二次会抜け出す。的なのって見たことありません?🙃

それに加えて押されるのが嫌というのなら、これまでの人生の決断は全て自分で考え計算して判断を下してきたのか?と思いませんか?

ほとんどの方がこれまでの人生の重要な局面で誰かに説得をされて、背中を押されて判断を下してきたはずです。

このようにグイグイ押されるのが嫌いという人にも

・本当に嫌いな人

・ただ言いたいだけの人

の2種類が存在すると認識しておいた方が良さそうですね。

押しの営業って?

そもそも押しの営業というのは「押し売り」とは違うと感じています。

押しの営業は「お客様のニーズにあった商品を自信を持って提案する」

押し売りは「必要のないものを無理やり買わせようとする」

こういう違いがあると私は認識しています。

よく自分の商品に惚れ込んで熱量を持って提案しろと言われますが、

それってまさに押しの営業の本質だと思います。

ではなぜ「営業マンは喋らず誘導しろ」みたいな引きの営業が正義とされているのか。

私の思う理由は2つです。

1.押しの営業は「教えられない」

私は押しの営業ができるかどうかってその人のポテンシャルなのではと思っています。

スポーツでいうと生まれつき身体が大きいとか足がめちゃくちゃ速いとか。

一方で引きの営業は経験と努力の積み重ねで誰でも身につけられるスキルなので

引きの営業が正義と考える方が多いのかなという印象ですね。

2.俺は強引に売らないですよスタンス

俺は引きの営業なんでお客様の味方です!みたいな感じですね。

でもこれも私はよく理解ができません。

引きの営業がお客様の味方ならば押しの営業はお客様の敵なのか?

引きの営業にしかお客様に寄り添った提案ができないのか。

結論、全く関係ないと思います。

押しにしろ引きにしろお客様の必要なものをしっかり把握して提案する。

これが営業マンの正義だと思うので営業スタイルで敵味方は判断できません。

押しの営業の魅力

押しの営業ができる営業マンは、

自分の仕事や商品を徹底的に勉強し、

それが果たす社会的役割を考え理解したことからくる自信と

その責任からくる圧倒的な説得力を持ち合わせていると思います。

実際、私の職場にも押しの営業マンがいらっしゃいますが、

常に商品知識を身につける努力といつも提案方法の試行錯誤をされている姿は見ていてめちゃくちゃかっこいいです。

しっかりと結果を出されている営業マンのほとんどが押しの営業をしている印象ですね。

まとめ

新人の頃は積極的に押しの営業に取り組んだ方がいいということ。

新人や若手の頃はある程度の失敗も許容されるので、たくさん挑戦した方がいいですよね。

それで自分には合ってないなと思ったら引きの営業に切り替えればいいのです!(多分。笑)

私も押しの営業マンになれるようにもっともっと頑張ります!

ではまた!

たろちゃん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です